西学区まちづくり推進委員会
『環境講演会』開催しました
『地球は重病人か? 余命はあと何年か?
私たちの暮らしと地球温暖化』
講師:広島県地球温暖化防止活動推進委員
大西 修三先生
7月21日(金)に行われた講演会は15名の参加でした。大変深刻な地球の温暖化もなかなか身近な当面の課題として捉えられないことが参加者の少なさに繋がったのかもしれません。
温暖化は確実に進んでいる。温暖化の主な原因の炭酸ガス(二酸化炭素)は増加、それによって気温も年々上昇。更には世界各地での異常気象による被害、危機感を持った各国が「パリ協定」を締結。しかし、大きな排出量をもつ米国の離脱‥地球の将来はどうなるのか?
平均気温が
1℃上がると様々な異常気象、サンゴ礁の壊滅的被害
2℃上がるとアフリカなどで飢餓の危機、10億人以上が水不足。熱帯雨林の崩壊
3℃上がると多くの種が絶滅に直面
4℃上がるとロンドン・上海・ニューヨーク・東京など海面上昇で水没危機・先進国では食料の収穫量減少
何も対策しないでおくと2100年の予想最高気温は札幌41℃・東京、名古屋は44℃と恐ろしい予想データが示された。
次に温暖化のメカニズム・原因について話があり興味深い内容でした。太陽に温められた地表のすべてのものから電磁波が出ている。この電磁波が水蒸気、炭酸ガス、メタン、フロンに吸収され宇宙に逃がさず地球に戻し、これにより温暖化が進む。
温暖化の対策として
(A)講師の先生の省エネ実践が紹介された。
直流モーター型扇風機 LED電球 ドラム式(横穴)洗濯機 二重ガラス窓
日除け 節水トイレ
(B)今後我々に求められる対策
省エネ家電の導入 省エネ行動〈空調の温度設定・電気機器の利用方法〉
自動車利用の削減・小型化・エコカーなど グリーンカーテン 地産地消
(C)将来に期待する対策
炭酸ガスをドライアイスにして地球深く埋める‥など
講演会を受けて現在進められている水素の燃料化・電気自動車の普及拡大・アンモニアの燃料化など飛躍的技術革新のよりこの難題の克服を願うばかりです。
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